2013 J1第1節 大宮アルディージャ - 清水エスパルス(NACK5スタジアム大宮)を観戦


J1リーグ戦2013シーズンの開幕戦、ホーム清水エスパルス戦を見てきました。NACKで試合を見るのは昨年のホーム最終戦以来なので、ほぼ3ヶ月ぶり。強風が吹きすさぶスタジアムは、とにかく寒かったです。日差しはあるのですが、冷たい北風によって体感温度は相当低い状態。後半は寒さから試合に集中できないくらいでした。暖かい飲み物を準備してこなかったことを心底悔やみました…。

前半は、攻め込んでくる清水に対してかなり前からプレスにいっていて、パスミスで何度か危ないシーンがありましたがバレーも押さえ込んでいましたし守備については目指す形ができていたのではないかと思いました。攻撃では左サイドからの崩しやツートップのコンビネーションなど惜しいシーンが度々あり、得点の予感がありました。清水も何度か決定的なシーンがありましたがお互い決めきれず無得点で折り返しです。
後半になって大宮がかなり優位に試合を進める時間が増え、ヨンチョル選手のサイドからの崩しからオウンゴール、ノヴァコビッチ選手からの折り返しを青木選手がミドルから決めるという形で2点リード。清水の守備が良くないため、まだ点が取れる感じがしていました。得点後も何度か決定的なチャンスがあるものの決められません。決められるところを決めないと勝てないのがサッカー。選手交代で前線の圧力を高めた清水にじわりじわりと押し込まれはじめます。そして2ゴール奪われて同点にされてしまいました。同点になった後も一進一退の攻防で、どちらかがゴールを奪いそうでしたが結局はドロー。今年も開幕勝利ならず。勝てた試合だったけに、凄く悔しい気持ちです。
攻撃面ですが、MFとFWが今ひとつかみ合っていない感じがしました。でも去年前半の得点取れない状態を考えると攻撃の形はできていると感じましたし、チャンスもかなりつくっていました。攻撃力は間違いなく上がっていると思います。守備面ではボランチの二人(青木・金澤)の安定感は今年も健在ですし、昨年よりヨンチョル選手が守備していてかなり意識が変わっていると感じましたね。相手が戦術を変えてきたときに臨機応変に対応できるくらいの守備組織がつくれれば(今日はできていなかった)、上位も行けるんじゃないかと期待してしまいます。今年はホームでの勝ち試合をたくさん見たい!
清水の選手の中では、ゴールを決めた18歳の石毛選手が凄く目立っていました。一人で決められる才能がある選手だと思います。今後の成長が楽しみな感じでした。