世界のエリートは大事にしないが、普通の人にはそこそこ役立つ ビジネス書(林雄司、扶桑社)

デイリーポータルZのウェブマスター・林雄司さんの書いたビジネスに関する「いかに努力しないで済ますか」についてのメソッドが書かれた本です。プレゼンの方法とか原稿の督促の仕方とか、林さんならではの仕事に対する考え方がかかれていて面白いです。そのまま真似すると痛い目に遭いそうな気がするけど…(笑)。
ビジネス書というよりは、インターネットメディアの運営法として読みました。メディア運営とかしてなくても第四章の「インターネット上の処世術」はブログ書いている私にとって、凄く参考になることが沢山書いてありました。この章だけでも読んで良かったです。
「Twitterに不満を書かない」ってメソッドで

だって打ち合わせであった人を「あのひとTwitterやってるのかなー」と思って調べたとき、延々と職場について恨み言が書いてあったら怖いじゃないか。

って書いてあって、あーそうだよなーと首が痛くなるくらい頷きたくなりました。口や文句とかも含めてその人の人となりかもしれないけど、それはフォロワーが読みたいことじゃないかもと思ったり。できるだけ好きになってくれる人を増やすために、公開される場所に愚痴や文句を書くのは控えようと心に深く刻みましたよ。