東北銘菓フェス2013に行ってきました

cutter and paste

谷中の大行寺で行われた「東北銘菓フェス2013」に行ってきました。青森・岩手・宮城・福島の出身の方や地元をよく知る方がお薦めの銘菓を食べることができるイベントです。


JR日暮里駅南口を出て谷中墓地を通りながら歩くこと15分くらいで会場の大行寺へ到着。ちょっとわかりづらくてGoogleMapのお世話になりました。路地が多いところではGoogleMap役に立ちますね。路地で方向感覚をなくしがちな私にとっては強い味方です(笑)。

お寺の中にあるお座敷の玄関で受付の方に1800円を支払い、ドリンクチケット(二杯分)とチラシ、東北銘菓マップなどを受け取り座敷へ。13時過ぎに着いたのですが、7割くらいの席が埋まっている感じでした。なんとか空席を見つけて荷物を置き、お菓子を選びます。
全部で16種類もあり、その中から5種類を選ぶのが非常に悩ましいです。どれも美味しそうなんですよね。

悩みながら選んだのがこの5品。意識はしていなかったのですが、和菓子の割合が多いです。

ドリンクが二杯頼めるので、和菓子が多いこともあり最初は「気仙茶」を頼みました。

このお茶は8年前に収穫されたお茶を「熟成火入れ」したものだそうです。熟成したせいなのか苦みのあるずっしりとした味のお茶でした。その苦みの中に甘味も感じられて非常に美味しい。和菓子にぴったりのお茶です。
「気仙茶」は岩手県の大船渡や陸前高田で作られている北限のお茶だそうです。
北限の茶を守る気仙茶の会


最初に食べたのが福島県郡山市・柏屋の「薄皮饅頭」。薄い皮にたっぷりのあんこが包まれていて優しい味です。あんこが凄く美味しかったです。

次は宮城県石巻市・大沼製菓の「桃次郎のきびだんご(ずんだ)」。もちもちの団子の中にずんだあんが入っています。一口サイズでパクパクいくらでも食べられる感じでした。

続いては岩手県盛岡市・竹芳の「和糖どら焼」。黒糖の生地のどら焼きです。黒糖の皮の甘さが絶妙でした。

ここまで食べてお茶がなくなったので、2杯目にアップルティーを注文しました。

コーヒーもあったのですが、羊羹に合わないかな?と思ってお茶系をチョイス。


青森県青森市・おきな屋の「たわわ」。小さなアップルパイです。私はアップルパイがあまり好きではないのですが、このたわわは「紅玉」を使っているのでべたべたした甘さがなく、生地のバター風味と合わさって非常に美味しく頂けました。アップルパイで美味しいと思ったのは初めてかも。


最後は福島県二本松市・玉嶋屋の「本煉羊羹」。表面は砂糖がざらっとしていて、中身はしっとり。その食感の違いが楽しいです。

以上5種類食べたわけですが、「たわわ」が一番気に入りました。私の中のアップルパイの印象を変えてくれましたからね。
お寺の座敷だったこともあって静かな中ゆったりと40分くらい美味しいお菓子とお茶を味わえました。贅沢な時間でした。

今回は初めてだったので一人で参加したのですが、何人かで行っていろいろ感想を言うのも楽しそうです。次回もあれば誰か誘って行ってみたいですね。