愛…しりそめし頃に…12巻(藤子不二雄A、小学館ビッグコミックススペシャル)を読みました

「愛…しりそめし頃に…」の最終巻12巻が6月28日に発売されたので購入しました。なかなか近くの本屋で売っていないので、会社帰りに秋葉原有隣堂にて購入しました。
最終話は4月に連載されているビッグコミックで読んでいるのですが、単行本というまとまった形で読むとまた違いますね。12巻に収録されているエピソードは「連載終了から代表作の新連載開始」や「テラさんとの別れ」など終わりと始まりのエピソードが多く、我孫子先生が「まんが道」の終わりを意識されていた気がします。最後のシーンの手塚先生の言葉も「青春時代の終わり」を象徴しているのかなと思いました。
巻末付録の『トキワ荘青春日記アルバム』は青春時代の藤子両先生や新漫画党のメンバの写真が満載で楽しめました。皆さん若いし、凄く楽しそうなんですよね。
これで「まんが道」から続くライフワークが完結して、もう続きが読めないかと思うと寂しいです。小学生時代から読み続けて、仕事に対する姿勢などこの作品を通して学んだことは沢山あります。これからも落ち込んだときなど読み返していきたいと思います。