藤子・F・不二雄展へ行ってきました


友人2名と藤子・F・不二雄展に行ってきました。来週末会期終了なのですが、11時の時点で入場に1時間待ちの状態でした。夏休みが終わったので楽観視してたのですが、こんなに混むとは…。休日ということもあってかお客さんは家族連れが8割といった印象でした。


屋上にある展示会場の入口にはドラえもんがたくさん展示されていました。このドラえもんたちは以前新宿〜箱根で催されていた「ドラえもん100展」(100体見てきた記事はこちら)と同じものでした。子供達がドラえもんによじ登ったりして写真撮ってました(笑)。

本会場までの階段には東京タワーにちなんだ藤子作品の一コマが展示されていたりしました。

途中にあるトイレの看板もこんな感じ。

藤子・F・不二雄ミュージアムと感じが似てます。


本会場の入口のデザインが格好いいです。大人向けなデザイン。
壁一面に藤子キャラ大集合のイラストもありました。

本会場に入ると最初はSF(すこしふしぎ)シアターでプロジェクションマッピングで様々な藤子キャラが出てくる映像を見ることになります。このプロジェクションマッピングの映像が凄くて、ほんと立体に見えました。風がふく場面では実際に観客席に風が吹いたりして臨場感満点でした。おまけ程度の映像だと思っていましたが凄く面白かったです。

それ以降の展示内容は原画9割・その他1割で藤子ミュージアムの縮小版といった感じです。藤子ファンにとっては楽しめた展示内容でしたが、主な客層のファミリー向けという感じはあまりせず。おかげで原画展スペースは空いていてゆっくり見られましたので良かったですけどね。子供は80体のドラえもんに大喜びしていたので、家族向けにはこちらがメインだったのかも。

個人的に楽しみにしていたのが藤子両先生が中学時代に作っていた肉筆同人誌「少太陽」の展示。いままでまんが道でしか見たことが無かった内容が2冊分丸ごと展示されていました。その内容の多様性が素晴らしく、当時の両先生の読者を楽しませようという情熱を感じることができました。これ見られただけで、入場料の元はとったという感じです!この少太陽の展示内容を出版してくれないかなぁ。

展示場の最後は「なりきりキャラ広場」。藤子キャラになりきって写真を撮れるというコーナーです。のび太の勉強部屋が一番人気でかなり並んでいたので断念しましたが、藤本先生の机を再現したコーナーは空いていたので、写真を撮りました。のび太の机より私はこちらの方が嬉しいので空いていて良かったです。

声優さんや漫画家先生が藤本先生宛に描いた色紙も飾られていました。A先生の色紙も当然あり、A先生が描くFキャラという貴重なものを見られましたよ。

物販では図録と限定手ぬぐいを購入。マグカップも素敵だったのですが家に沢山あるのであきらめました(今回の引っ越しで結構な数のマグカップが出てきたんですよね…)。

並ぶのに1時間、展示を見るのに2時間、物販で30分とかなり長時間立ちっぱなしだったので疲れましたが、充実の展示内容に大満足です。藤子・F・不二雄ミュージアムにまた行きたくなりましたね。