みちくさ市と雑司ヶ谷ワンコイン落語会へ行ってきました

今日は雑司ヶ谷へ行ってきました。目的はみちくさ市の古本フリマ。予定が合えば毎回行っているのです。

日曜は天気が悪いという予報でしたが、凄く良い天気で(ちょっと暑いくらい)商店街を気持ち良く歩くことができました。この古本市は相性が良くて欲しい本と出会えるので期待していたのですが、今回も面白そうな本を見つけて購入できました。「ましもや」さんでマンガ関係の本3冊です。

みちくさ市では漫画関係の本を見つけることが多い気がします。手塚先生が住んでいた並木ハウス雑司ヶ谷にあったからかも?(笑)

本を買って帰る途中に「雑司ヶ谷案内処」に寄ったら「今日14時からワンコイン寄席ありますよ」と紹介されたので、見に行くことにしました。場所は雑司ヶ谷地域文化創造館というところで、三遊亭圓窓さんの出演。ちょっと迷って15分前に会場に着いたのですが、部屋に入るとほぼ満席でした。第10回ということで地域の人に根付いている様子です。

開演すると主催スタッフの挨拶の後、三遊亭圓窓師匠の登場です。すぐに落語をするのかな?と思っていたら、「噺のタイトルについて」という講義(?)が始まりました。落語の噺のタイトルは、「楽屋のネタ帳に書かれるもの」とか「男女が出てくる話は女性が先、男性が後になっている」など面白い噺を色々聞けました。例に挙げられたタイトルの中から、「お花と半七」という噺をするという流れに。この「お花と半七」は別名「宮戸川」というそうですが、長い噺なので通常は前半の「お花と半七のなれそめ」をやることが多いので、それだけ聞いても「なぜ宮戸川なのか?」が分からないそうです。なので、今回は後半もやることでその理由を知ってもらおうというお話でした。(なぜなのか?を知りたい方はこちら→wikipedia:宮戸川

落語ビギナーなので三遊亭圓窓さんの噺を聞くのは初めてだったのですが、ベテランらしく渋い感じの話方が艶っぽい感じに合っていた感じがしました。部分部分のくすぐりも面白くて、長い噺でしたが長く感じませんでしたよ。普段はなかなか通しでやられない噺を聞けたのは貴重な体験でした。誘いに乗って大正解でした。