3月のライオン 8巻(羽海野チカ、ジェッツコミックス)を読みました

羽海野チカさんの将棋漫画の最新刊です。
この巻は丸ごと将棋対局のエピソードで、ひさしぶりに将棋漫画っぽい展開でした。
主人公の零は宗谷名人との記念対局。島田八段は棋匠戦で棋界最高齢の柳原棋匠との対決。棋匠戦の行き詰まる死闘が凄かったです。背負っているものの重さの持つ意味とかを考えさせられました。羽海野チカさんの勝負の世界を描く力は凄いなと思います。取材しただけではこのような勝負の世界の迫力を描くのは難しいと思うのですけど、羽海野さんも表現の世界で戦っているから表現できるのかなあと思ったりしました。

3月のライオン 8 (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン 8 (ヤングアニマルコミックス)