川口市立科学館(サイエンスワールド)

http://www.kawaguchi.science.museum/

先週の土曜日に行ってきました。川口市SKIPシティというところにあります。
NHKアーカイブスとかもあったりするところです。
実は、家から自転車で10分という近さで、一番近い博物館だったりします。

オープン当初に一度行ったことがあるのですが、その時はかなり人がいたのに、この日は雨ということもあるのか、ちらほら親子連れがいるくらい。確かに、駅からは遠いからなあ…。(駅からのバスはそれなりに本数あります)

市の案内とかを見ると、天文に強い博物館みたいですね。望遠鏡が3つあったりしますし。
チケットは科学展示とプラネタリウムの2つに分かれているので、セット券を購入。合わせて600円でした。
自販機で買うんですけど、職員のお姉さんがお釣りをとって手渡してくれるというサービス。いや、嬉しいですけどそこまでしてもらわなくても…という感じです。暇なんだろうか。

プラネタリウム

プラネタリウムの上映の時間が近かったので先にプラネタリウムを見ることに決定。3階までエスカレータであがります。ここで職員の人から「50分くらいで、途中退場は出来ません。どうしてもという場合はでられますが、再入場は出来ません」と3回くらい言われます。よっぽどトラブルでもあったのでしょうか。
プラネタリウムは、ミノルタ製でかなり最新鋭っぽい立派なものでした。椅子もしっかりした造りで、リクライニングもばっちりなので長時間見ても疲れないですね。
この日のプログラムは「本日の星座」「ブラックホールについて」「空を見上げて」という3つに別れていました。
プラネタリウムというと、子供の頃の印象から星座とギリシャ神話についての話を聞く、というイメージがあったのですが、星の説明は少しでちょっと面食らいました。ブラックホールの話はかなり専門的で(多分学芸員さんの趣味)、面白かったのですが、子供は飽きていましたねー。完全に大人向けでした。
最後の「空を見上げて」ってのは、星空にまつわるエッセーを映像化したもので、エッセーの朗読(声:坂本真綾)が猫のイラストとともに流れるというもの。サンシャインでやっていたのと同じだと思います。制作もミノルタだし。これは、カップル向け?若い女性向け?なのかな。(エッセーは天文誌で連載中らしいです)
うーん、もうちょっと星座の話を聴けるかと思っていたので、ちょっと拍子抜け。対象が絞り込めていない(言い換えれば幅広い層に対応しているともいえるか)感じを受けましたね。今のプラネタリウムってこんな感じなのでしょうか。

科学展示

科学展示のコーナーは、広いフロアに様々な実験器具があり科学を体験してみようという趣です。基本的にはボタンを押すと動くというモノです。たしかに、いろいろ触れるのは面白い。ただし、説明がいっさいないのがちょっとなあ、と思ってしまいます。一応解説員の人はいるのですが、2人くらいだし解説も聞きづらい。
触れてもらって、疑問に思ったら自分で調べてね!ということなんだろうと思うんですけど、だったら現象名くらいは書いておいてもらわないと、調べづらいと思うんですけど。
まあ、子供は楽しんでやっていたので、科学に触れるという児童館的な展示としては正解なのかもしれません。工作教室とかもやっているようですし。大人向けとしては考えていないんだろうなあ、多分。

子供は楽しいと思うんだけど、大人としては今一だったかなあ。

その後にアーカイブスに行って、「おしりかじり虫」のビデオ見て帰宅しました。
NHKは本気でグッズ展開していました。紅白にでるな、絶対。