富岡製糸場跡〜群馬県立自然史博物館〜貫前神社

家族で小旅行ということで、ドライブに。

まずは安中市にある富岡製糸場跡を見学。富国強兵政策により明治時代に国営でつくられた近代的製糸場の跡なのです。社会科の教科書には出ていることもあるくらいな場所なのです。現在はユネスコ世界遺産に申請中らしく、そのPRのため無料公開をしているということでした。

富岡製糸場 - Wikipedia
http://www.city.tomioka.gunma.jp/kanko/kanko0110.htm


繭の倉庫や工場跡、フランス人技師の住居跡など一部が公開されていただけでしたが、ボランティアのガイドの人の説明が興味深くなかなか楽しめました。
去年企業から寄贈されたばかりということで、世界遺産への登録などいろいろと計画を立てているところのようです。整備されて資料がそろえばかなり見どころのある施設になりそうな感じです。


レンガ造り。フランス積みという手法だとか。


煙突が象徴のようです。


倉庫外観。材料は全て県内で調達したらしい。


続いて自然史博物館へ。こちらは運動公園内にあります。都内の電車の中吊りにも広告がでていて気にはしていたので、ようやく訪れることが出来ました。
入場料600円を払って博物館内に入ると、大量の標本が迎えてくれます。自然史博物館ということで、地球の誕生から、恐竜の化石、群馬の動植物、ダーウィンの進化論、類人猿とヒトなど盛りだくさんの展示で、これで600円は安いのではないかと。

恐竜の化石の量はかなり多くて、かはくの地下1Fよりも多いんじゃないでしょうか?(分かりにくい表現)。類人猿とヒトの違いなどもジオラマ骨格標本の違いなどを使って分かりやすく説明されていて良かったです。ダーウィンのロボットによる説明もあり(結構リアル)、動物の標本も沢山あって図鑑とか好きだと楽しめる感じです。GWということもあってか、子供がいっぱいでした。


さて、メインの貫前(ぬきさき)神社です。
http://www.nukisaki.or.jp/

上野一ノ宮なのですが、非常に珍しい構造なのです。それはなにかというと…




本殿が参道から一段下がったところにあるのです。参道を一度昇ってから降りているのですね。これはかなり珍しいとのことなので、是非見たかったのです。理由は「雷を避けるため」とか諸説ある様ですがよくわかっていないとか。


歴史も長いので立派な神社です。人が少なかったのでシーンとしていて、荘厳な雰囲気を感じられました。

お守りを売っている建物の中で、禰宜さん達がパソコンにむかっているという珍しい光景を発見。どうやらブログをやっていたようです。公式ブログ(http://nukisaki.kazelog.jp/blog/)があるようで、ブロガーの禰宜さんというのもすごいな…。


故郷でも結構行っていないところはあるもんです。故郷再発見という感じでした。