マニア的視点と会話

先日のトキワ荘お休み処で詳しい方に話を聞いていて思ったこと。かなり詳しい人とあまり詳しくない人が話す場合、どうしても詳しくない方が聞く側に回ることになり、会話のキャッチボールという風にはなりません。今回のように説明を受けるという立場なら良いのですが、飲み会や雑談の時にこういう状態になった場合、熱く話す人の話を聞くのが好きだという私みたいな人以外には楽しくなくなっちゃうのではないかと思うのです。聞く側の負担が大きくなってしまうのですね。
その事象に詳しければ詳しいほど、ついつい相手にとうとうと話してしまうのですが、それなりに質問というかツッコミどころを残すような話にしないとエンタメとしては成立しないのかなと思います。その辺の加減を上手くやっているのが「アメトーーク」ですね。マニアからみればちょっと物足りないくらいの話の方が、普通の人でも入り込みやすいようです。
相手をみて話のレベルを変えられれば一番良いのですが、なかなか難しい。自分の知識を全て喋りたいという誘惑につい負けてしまうのです。と、自らに戒めの意味も込めて思ったことを記録しておきます。