東京文房具会に参加してきました


文具好きが集まる東京文具会に初参加しました。普段から文具関連のイベントなどは参加しているのですが、どうしてもトークを『聴く』のが中心なので文具について好きな方と語ってみたいということもあり参加してみることにしたのです。
新橋駅に集合して近くの生涯学習センター (ばるーん)まで移動。小学校を改装した場所で、元は教室だった部屋なので文房具話をするにはぴったりの場所だなと思いました。


開始時には私を含めて5名で、その後1名の方が途中から参加の合計6名という参加者でした。普段は10名くらいの参加者だそうです。
軽く自己紹介をした後に、テーマ「紙もの」について各人が話していきます。こういう場は初めてだったので緊張しましたが、皆さん文房具好きということで、一人が話すと皆がそれぞれ反応して会話が盛り上がるという感じですぐ馴染めました。やっぱり好きな物について話すので自然に会話できます。今回が少人数だったことも良かったのかもしれません。私は普段博物館取材メモに使っている「測量野帳」、何でも帳の「クロッキー帳ポケットサイズ」、ここ一番のメモに使用している「ニーモシネ」などについて話しました。
近くのお店で焼肉ランチを食べた後も紙にまつわる文具の話で盛り上がりました。東京アートブックフェアに参加された方から厚紙やら付箋やらをお裾分けしてもらったり、面白い紙加工のサンプルを見せてもらったりしました。自分は印刷業界にいますが、あまり特殊加工とは縁がないので変わった加工物がみられて面白かったです。

1次会の後は銀座東急ハンズで行われている「手帳総選挙」へ。日本手帖の会が主催しているイベントで、100種類の手帳の実物が展示さていて各人が3票投票するというもの。それぞれに試し書き自由というのが素晴らしいです。筆記具やインクによっては裏まで染みてしまったり(裏抜け)するので、自分の普段使いの筆記具で100種類もの手帖の実物に試し書きをできるというのは手帳選びにおいて参考になります。100種類もあると自分の知らないレイアウトの手帖が沢山あるので、新たな手帳との出会いもあったりして発見のあるイベントでした。タワレコ手帳が意外と書きやすかったなー。

その後は中野の文房具店・旅屋さんへ移動して、イラストレーターのMaoさんの個展「おいしいものてん」を見ました。とにかくラーメンの絵が美味しそうで、寒かったこともあってかラーメン食べたくなってしまいました。おいしい物をおいしく描くのって凄いと思います。本当にラーメンが好きなんだなーというのが伝わってきました。
【イベント】10/4-10/26 Mao作品展 おいしいものてん | 旅屋note

中野駅で皆さんとお別れして帰宅しました。文房具話から手帳イベント、文房具屋訪問まで文房具漬けの一日でした。普段なかなかできない文具語りができてとても楽しかったです。次回開催されたらまた参加したいです。