カマタ・ブングジャムへ行ってきました

年に一度のお楽しみ、ブングジャム主催のカマタ・ブングジャムへ行ってきました。
会場入口で受付をすませると、お土産として大きな紙袋を渡されました。中身は大量の文房具!

これで参加費1000円は安すぎでしょう。

話題の中心はISOT(国際文房・紙製品展)のお話でした。以前は一般の人も入れたのですが、今は商談の場と言うことで関係者しか入れなくなったISOTの注目文具の紹介です。
今年のトレンドは「検索できるノート」。ノートの紙にインデックスがあるものなど、近年ノートをデジタル化するという流れが流行りましたが、「紙にできることの再発見」の流れが出てきたという話題でした。その他、キングジムのA4四つ折りフォルダーとか経木(木を薄く削ったもの)を使ったメモ帳など様々な注目文具の紹介がありました。とにかく凄い量のスライドでどれも面白いものばかり。文具の世界の可能性を感じましたね。
一番印象に残ったのが、老舗ステッドラーが作った「タッチペン付き鉛筆」。鉛筆の後ろにタッチペンが付いているという製品なのですが、鉛筆なのでタッチペン部分まで使い捨てなのですよ。高級ラインの製品の値段が凄いです。3本の鉛筆と消しゴム+鉛筆削り付きキャップがセットで5250円!スペアは6本入りで同じく5250円です。凄く強気の値段ですね…。
http://www.staedtler.jp/premium/product/lnitium/pencil/index.html

他故さんの「文具散歩」のコーナーも面白かったです。街の小さな文具店を巡る散策のレポートで、閉店している店も多くて、個人経営の文具店の経営の厳しさがうかがえました。各文具店の店構えがそれぞれ個性があって面白いです。文房店を自分でも巡ってみたくなりますね。

3時間みっちりと濃厚な文房具トークを聴いて、大笑いして大満足なブングジャムでした。来年が待ち遠しいです。