川口一箱古本市に店主として参加してきました

今日は一日、川口一箱古本市に参加してきました。以前「不忍ブックストリート」の一箱古本市に参加したことがあり(2012-05-03 - Hippopotimes)、一箱古本市に参加するのは今回が2回目です。

場所は川口神社です。市内なので家からはバス一本15分くらいで到着。重い本を持っていくのも近いと楽でした。

10時から受付ということで、10分前くらいに会場に着くとすでに何組かの方が開店準備をしていました。
受付をすませて配置場所を教えてもらい、販売準備をします。見え方を考えたりして本を並べていたら30分くらいかかってしまいました。

初期状態はこうなりました。結構たくさん持ってきたつもりだったのですが、並べてしまうと意外と少なく感じますね。

11時の開始と同時にお客さんも来場されて、最初から盛り上がります。実行委員さんの集客力凄い。
開始直後からぽつぽつと売れていってくれたので、とっても嬉しかったです。来る人の好みがわからないし、自分が面白いと思った本を持ってきていたので、なんかテストされている気分だったんですよね。売れてくれて安心しました。

周りの店主の方は一箱古本市によく出店されている人たちだったので、いろいろな話ができて楽しい交流でした。お客さんとだけではなく店主同士の交流も一箱古本市の魅力なんでしょうねえ。正直一人参加で緊張していたので、話しかけてもらってだいぶリラックスできました。
日差しも強かったのですが、神社の境内の木々が作る木陰のおかげで涼しく気持ちよく過ごすことができました。

お昼過ぎには、通院のため東京に来ていた父親も来てくれました。来る途中にお昼ご飯を買ってきてもらって助かりました。一人だとお昼買いにいく訳にも行かなかったので…。その後ちょと店番をかわってもらって、周りの方の箱を見て回りました。面白そうな本を3冊ほど購入。家にある本を減らそうと思って参加したはずが、結局本を買ってしまいました。趣味が「購書」(読了ペースより本を買うペースの方が早いので、読書が趣味だとはとても言えない…)なのでしょうがありませんね(笑)。売れた本より少なかったから良しです。

お客さんと売っている本のことやその著者まわりのことなどを話すこともできたのも良かった点です。持っていった本がちょっとオタク・サブカルよりだったので普段その辺りの話をすることがなかったので、そういう話題で話せたのが凄く新鮮で幸せでした。

今回、古本だけではなくて自分が作っている博物館本(総集編)を持っていったのですが、興味を持ってくださる方が多くて嬉しかったです。博物館の話題でトークもできたりしてこれも嬉しい経験でした。コミケでしか売ったことなかったので、こういう場でも手に取ってもらえるということが新たな発見となりました。

終了後の懇親会にも参加して、スタッフの方の開催準備のお話だとか地元・川口を盛り上げたいという思いなども聞けて、良い場だったと思いました。他の参加者の方々も皆参加できてよかったというお話をされていましたし、第2回もぜひ開催してもらいたいという話も出ていました。
地元で自分の好きな本のイベントがあるというのは幸運なことですし、次回も開催されるのであれば開催のお手伝いができればなあと思っています。